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ジオン注射療法のつづきです♪
前回、多くの痔の完治させる
ジオン注射療法という痔の手術について書きましたが、
いざ、手術することを考えたら
やはり躊躇する人も出てくると思います。
しかし、やっぱり恐怖というのは、リスクヘッジを含めた対策をとらないと
本当の意味での克服にはならないと思いますので、
あえて、今回はジオン注射療法のデメリットについて
話していきたいと思います。
手術の再発の可能性は
ジオン注射療法にもあることは例外ではありませんが、
ジオン注は、その手術の難しさからも
再発するリスクが高いと言われています。
病院では再発率3%とか5%などと、
その再発率の低さを謳っている所もありますが、
ある調査で調べた具体的なリスクとしては、
再発率が年間に約16%、手術の場合は約2%、
そして、その合併症には
などがあることが分かり、副作用においては、
注射してから2週間後までの間に
発熱した人が7%いたというデータもあります。
また、特例として、臨床試験のときに、間違って前立腺に注射してしまった失敗例もあり、
その患者さんは頻尿などの症状が出た例もあるようですが、
その医療ミスの背景として、この注射は、医師にとって
高い技術を必要とされるということ。
というのも、ジオンは強い薬なので、間違った箇所に注射をしてしまうと、
痔と関係ない正常な組織までも死んでしまい、
重大な後遺症を引き起こす事になるため、
高い知識やトレーニングが必要となります。
だからこそ、四段階注射法の講習を受け、
資格 ( 内痔核硬化療法 ) を取った特別なお医者さんだけが行うことができる。
だからこそ、この治療法が実施できる病院が全国でもあまりないんですね。
また、痔のお医者さんたちの間では、
「ジオンの主な成分がアルミニウムなのはアブナイだろ!!」
と言っている人もいますが、その理由として、アルミニウムは
アルツハイマー病の大きな原因の一つであり、
多くの医療現場では使うことを避けています。
ですので、
「アルミニウム製剤を、痔核 (血管の塊) に直接、注入するリスクは大きいだろ!」
という意見があるのです。
高度な手術と、体に危険な液体を使うやり方、
さらに、実際に医療ミスも起きている、
そういった現状から 「ジオン法はキケンだ!」 というお医者さんがいるわけです。
とは言っても・・その例もごく少数。
今すぐ改善が必要な重傷患者にとってみれば
短時間で手軽に痔が完治しやすいジオン注というのは魅力的。
デメリットも大切ですが、重症の方はジオン注射療法のメリットに
より目を向けて前向きに手術を検討してほしいと思うわけですが、
(ここまでデメリットを書いておいて・・(^_^;))
では、そのジオン注射療法のメリットについて、
さらには、実際のジオン注の治療はどのような流れで行われるのか?
これらについて次にお話します。
ジオン注射療法のメリット
ジオン注射療法の流れ
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